こくまろサシミ牧場興亡記
前回までのこくまろサシミ牧場は?
「…私はおまえの父だ」
「だが、そのトロイカもすでに亡いッ!」
「おっと、ウチの大臣をたぶらかすのもそこまでにしてもらおうか!?」
「…礼を言う、正直もう話すことがなかった」
「あ、わしもー」
- というわけでテロリストを操っていたのは、“お前らちょっと落ち着け”ゾンビの父、スカールであった!軽い板挟みに苦悩するゾンビ。
- 宮廷の面々は、同盟国「超超人幕府」(すーぱーちょうじんばくふ)より、テロリスト残党征伐の命を受ける。
- テロリスト「リメンバー純情学園ソドム」が立てこもる『竜穴』は、コルニーチェがカンフーを導くべき場所でもある。そこは、ドラゴンモドキが竜になるべく集う場所とされる。
- 洞窟内にはワイバーン、睨み蛇、穴悪魔ら眠り続けるドラゴンモドキの姿が。サーチの結果、酔っ払いのトラップが仕掛けられていることが判明。無駄な戦いを避けて奥に進む宮廷一同。あんなことになろうとは。
- 果たして洞窟内には、リメンバー学園ソドムの残党が待ち受ける。またも人海戦術で襲い来るも、前々回ですっかり味を占めたゾンビの【小麦粉】が炸裂、屍山血河を晒す。
- それでもなお一人気を吐くスカール。
「もういいでしょう父よッ」
「奇麗事で我が恨みは消えて行かぬッ」
- ここでマスターシーン。『竜穴』の外では、超幕府軍が洞窟を爆破せんと準備を進める。罠だ!!
- 逃げ出したスカールを追い、宮廷は最後の部屋に。そこには目を覚ましたドラゴンモドキらが待ち受けていた。スカールを交えた三つ巴の戦いのさなか、『竜穴』が崩壊を始める。
- とうとうカンフーが完全なドラゴン形態を会得したりで、辛くも宮廷がこの戦いを制する。洞窟から脱出する一行。
- スカールの処遇について意見が交わされる。
「法の裁きにゆだねよう」
「でもおおむね死罪じゃね?」
「この辺で司法っぽいところは超超人幕府だし。裏切られたし」
「あーもういいよ、俺らがウカウカしてる間に逃げればいいじゃないッ」
「はいウカウカ〜」
- シナリオ二本目。こくまろサシミ牧場にたどり着いた宮廷一行だったが、そこはすでに超幕府の制圧下に。
- ウォーミングアップとばかりに宮廷と国民を取り戻し。ここでやっと王国フェイズに。
- ゾンビは半端な攻撃力を捨て、博士にジョブチェンジ。サポートに徹する構え。
- カンフーは異端審問官に。使命を果たしたので2レベル成長。
- コルニーチェは委員長に。「では転職条件を満たしまス」プレイヤーのぶたぬき女史、メガネON。
- 「じゃあ俺もー」「完成、メガネ包囲網」「俺はお前らの仲間にはなれん」
- 超幕府に対抗するべく、近隣諸国が結束を固める。この機を逃さずゾンビの「外交」が炸裂、純情バナナ天国との関係を友好に。使命達成・二階級特進。
- 一行が黒生大王の下に駆けつけると、そこに待っていたのは超幕府大幹部キャプテン・サワダと一頭のヒドラ、そして大きな樽が一つ。
「こいつがあの麦ヤロウのなれの果てじゃァア〜!!」
「この腐れ外道がァ〜!!」
- 戦いは熾烈を極めた。ゾンビなど三回ぐらい死亡>コルニーチェの【祈り】>再生とかやってた。
- あと結構大事な局面で作戦判定に絶対失敗、【お説教】を喰らってみたり。「ちょっと大臣ーッ」
- 「ヌフゥー若いオナゴに罵られるのは全身の血がサラサラになるごたるー」負けないロールプレイだ!?
- ヒドラが虫の息から再生しようとしたところをドラゴン形態のカンフーの【分析】で無効化、トドメ。
- ウェーィ俺らつよーい!
- しかし黒生大王は帰っては来ない…とまとまりかけたところに、一行の脳裏に響く声。
- 『我が肉体は滅んだが、魂はこの地に眠るハートオブこくまろと一つになった』
- 『だが超超人幕府の首魁たるメガンテ将軍の狙いはこれだ』
- 刹那、百万迷宮が震え、裂ける。
- この世界に住む者が想像したこともないような広大な虚空、遥か高きところより迫り来るは…
- 「見よ!これぞ破滅の天使アクシズ!ゆけぇー忌まわしき記憶と共にぃーッ!!」
- 『奴はあれをハートオブこくまろにぶつけ、百万迷宮そのものを破壊する気だ!!』
- なんか記憶をいじるスキルとかあれば何とかならんか、とか思いつつ、次回第1部最終回。