この人は地球人の中でも特にアレな人だからー

キャンペーン何回目か。
前回解放したモルデロン領に、治安維持のため駐留するチームDの面々。
「ネズミ横丁の浮浪児が、今じゃ肩で風切る護民官様か」などといい気になるジック。ゲーマルクはそういうのに特に感想は無いらしく。ジーンとダールはなんか任務。
そんな二人に、占領軍の残党をまとめるノールであるところのバリッドを捕らえよ!生死不問!との命が下される。
そして新メンヴァーの登場!
人間のダスクブレード、ラフトリー嬢。魔法と剣技に長け、遠近両用の強さを誇る。あとクラス名がへクスブレードとごっちゃになって一同ヴァーッてなる。
同じく人間のローグ、べスレム。捕獲したてでまだ野生のローグっぷりが抜けておらず、大変キケン。

なんか街中でやつらを見た、という情報にスラム街へ繰り出す一行。シティアドベンチャーなんてソードワールドやってた中学の頃以来じゃよ。

何やかやで敵サイドに武器を横流す武器屋を発見。護民官としては30グラッチェぐらい払いますよウフフ、と穏便に済ますつもりが、ゲーマルクとべスレムに絞り上げられて情報汁を垂れ流し始める店主。や、やめてあげてー!?
その情報に従い、一行はスラム街を奥へ。待ち受けるはオーガ二匹とオークいっぱいからなるお礼参り部隊。
思ったより大したことなくこれを下すと、生き残ったオークからアジトの位置を聞き出す。

アジトは民家風の建物。「火ィつけようぜー」とか不穏な意見製造機二名の盛り上がりなどを挿みつつ、ジックのアストラルコンストラクトを突入させ、混乱したところを制圧していきたい作戦を実行。
「あー、この戦力差なら戦闘するまでもないよー」
待って、俺のパワーポイント5点ー!?

しかし内部にはターゲットの姿は無し。地下道に逃げたらしく。結構真剣な罠満載の地下道を抜け、ついにターゲットに追いつくも

そこは殺戮の巷であった。

一行とバリッドの前にも、奇怪な鎧に見を包んだ一団が腕から何かを連射しつつやってきたのでバリッド配下のオークが赤い花と化した。

『ワレラハうぉーふぉーじど』
『ワレラガ生キルタメニ、貴様ラノ血肉ガ必要ナノダ』
人喰いロボ登場の巻。
こんなのは契約に含まれてない、とかバリッドだけ殺ってズラかろうぜ、とひとしきりパニックった後、ロボッツメンを説得にかかるベスレム。
「あー、血肉が要るっていったな?あいつらのじゃ駄目か?一緒に戦えばいくらでも」
最初の犠牲者のマニューバの巻。
案の定ロボ隊長を怒らせるも、何とか死なずに。
しかし装甲と火力を備えたロボ軍団には一行も苦戦を強いられる。ジックの冷気を中心としたサイオニック能力も、高い耐久性の前に歯が立たない。
「なら、これでッ!?」
最後のパワーポイントとコグニザンスクリスタルが砕け散り(4000gpが!?)、ジックの掌から放たれた電光の奔流が奴らに襲いかかる!第二段階ミューテーション!?
「いや、ルール上は出来るのを今までやらなかっただけ」

「ハ…鋼ノ…女王ヨッ…」
伏線台詞を吐きつつ機能を停止するロボ隊長
満身創痍の一行が見守る中、奴らの残骸からは小鳥やネズミなどの小動物が逃げ出してゆく。
GMによると、エネルギーとして使われてたとのこと。ちょっと例を見ない描写に感心。

こうして今回も生き延びたチームDの面々。
だが油断する事なかれ!次回も更なる闘争、更なる脅威が一行を待つのである!